全警恊eラーニングの本県導入決定

 全警協が、開発事業者とシステムを構築し、主体的に運用する「全警協eラーニング」が、同定時総会での報告により、本年10月から運用を開始することが決定しました。
 本県では導入の理事会承認が完了しているため、全警協の業務委託を当協会で受託する運びとなりました。

 eラーニングは、「インターネットを利用した、双方向的なコミュニケーションが可能な学習方法」で、パソコンやスマートフォンなどの端末があれば行えます。

 警備業におけるeラーニング導入は、平成元年の施行規則改正でeラーニングが「講義の方法」限定で新たに規定されました。
  ・ 全国統一的な教育方法が導入可能
  ・ 教育の合理化が可能で警備業界のIT化が進む
  ・ 遠隔地での教育も一人一人のタイミングに合わせて実施することが可能
などのメリットがあり、 コンテンツ(教育教材等)は全警協技術研究専門部会等が中心となり作成します。

 令和3年10月からの初年度のカリキュラムは、①基本教育5時間 ②交通誘導警備業務5時間 ③施設警備業務5時間を予定し、受講料金は、令和3年10月からの半年間の利用契約で会員受講料は1,650円、令和4年4月からは1年間の利用契約で会員受講料は3,300円(いずれも税込)の設定です。

 受講場所は、原則として各社で受講。
 各社の施設以外の場所(例:遠隔地、自宅、カフェ等)での受講も可能ですが、施設以外の場所では、各社責任で警備業法施行規則の条件遵守と適切な労務管理が必要となります。

 1人の受講者に一つのID取得が必須で、 禁止事項として、 ID・パスワードの使いまわしや、1つのIDで何人もが同時に視聴できず、視聴覚教材としても利用できません。

申込方法や利用方法等の詳細は、決定次第ご連絡いたします。